島嶼

稲根神社
いなねじんじゃ
御祭神
伊太氐和気命(いたてわけのみこと)
御由緒
 創立は詳らかではないが、口碑によると、昔、島の稲根山の山頂に毎夜光り輝くものがあるので、島民が不思議に思い近づいて見ると、りっぱな鏡が木にかかっていた。そこで島の神主の祖、四郎二郎がかしこみ堂宇を建てて奉祀した。現在の稲根山の奥宮である。嘉祥五年(850)に、祭神伊太氐和気命に従五位下が与えられ、その二年後に正五位上が賜られたと記録に残っている。元禄八年(1695)に社殿を建立し、文久元年(1861)にも改築した記録がある。明治三十五年には本殿を改築している。明治になって島内にある神社をすべて境内社御笏神社に合祀した。
  • 例祭日
  • 8月第一土日
  • 所在地
  • 〒100-1301 東京都御蔵島村
  • 最寄り駅
  • 御蔵島港より20分