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令和七年「生命の言葉」
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生命の言葉
神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
紀 貫之
やまとうたは 人の心を
種として よろづの言の葉とぞ
なれりける
「やまと歌」(和歌)は
人の心を種として
それがさまざまな言葉と
なったものである。
紀 貫之 (きの つらゆき)
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。加賀介、土佐守などを歴任木工権守(もくのごんのかみ)に至る。醍醐天皇の勅命で「古今和歌集」撰進の中心となり、仮名序(かなじょ)を執筆。歌風(かふう)は理知的で技巧にすぐれ、心と詞の調和、花実兼備(かじつけんび)を説いて古今調をつくりだした。漢詩文の素養が深く、『土佐日記』は仮名文日記文学の先駆とされる。
神道知識の誘(いざな)ひ
古今和歌集(こきんわかしゅう)
平安初期の最初の勅撰(ちょくせん)和歌集。二十巻。醍醐天皇の勅命により、紀貫之・紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)の四人の撰者が編集して奏上した。仮名と漢文で書かれた二つの序文がある。詠み人知らずの歌と六歌仙、撰者らおよそ百二十七人の歌千百十一首を四季、恋以下十三部に分類して収めたもの。短歌が多く、七五調、三句切れを主とし、縁語(えんご)、掛詞(かけことば)など修辞的技巧が目立つ。優美繊細で理知的な歌風は、組織的な構成とともに後世へ大きな影響を与えた。
今月の祭日
【秋季皇霊祭/しゅうきこうれいさい(秋分の日)】
宮中三殿のうち皇霊殿において、歴代天皇・皇族の御霊へのお祭りが行われます。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。
ご社宝めぐり
東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
葛飾区
白髭神社
葛飾区登録有形文化財
板絵着色武者図絵馬 一対
 弁慶牛若丸図と川中島合戦における上杉謙信・武田信玄対決の図の絵馬額一対である。前者は上下に金地の雲形が入り、左に跳躍する牛若丸、右に薙刀をもつ弁慶が対峙する図で、背後には五条の橋と思われる欄干が描かれている。
 後者も上下に金地の雲形が入り、背後は松が描かれ、右に馬上にある謙信、左に軍配をもつ信玄が対峙する図となっている。
 ともに武者絵馬の代表的な画題で、「奉納願主南澤□衛  安政三丙辰」と思しき墨書が見え、加えて後者には「諸願成就」と書かれている。
 願主の詳細は明らかでないが、神社の旧称である客人大権現への近世の多様な信仰を伝えるものとして、平成7年(1995)に葛飾区登録有形文化財に指定されている。
白髭神社について
 創建年代は詳らかでないが、旧別当観正寺は延徳3年(1491)建立と伝わり、古い申し伝えでは、鎮座は貞観2年(860)とも治承年間(1177~1181)とも伝わる。
 江戸期に「葛西の客人大権現」と称され、江戸市中の遊郭や水茶屋をはじめ、芝居関係、商人・仲買人、料飲業関係などの参詣者が遠近より雲集したとのことであり、境内の鳥居、灯篭、手水舎等にそのおもかげを遺している。
 明治初年には客人社、三社神社、澁江神社と社号が変遷したが、明治5年(1872)に白髭神社と改めた。社殿は嘉永元年(1848)のご造営で大正5年(1916)高欄を建設、さらに平成5年(1993)には瓦葺から銅板葺に改められた。
【鎮座地】東京都葛飾区東四つ木4-36-18
(令和6年9月寄稿)
  • 中央区
    波除稲荷神社
    獅子頭
     江戸時代の神社創建時より築地では、獅子は風と雲を従える龍虎を一声でひれ伏させることができるとされ、同神社には巨大な獅子頭一対が、町中に三十対ほどの獅子頭があり、現在も行われている祭礼「つきじ獅子祭」ではそれを担いでまわったと伝え…
  • 文京区
    湯島天満宮
    「野見宿禰と当麻蹶速図」
    扁額(絵馬)
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  • 江戸川区
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