生命の言葉

神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
尾藤二洲
良馬は毛にあらず
士たるはその志にあり
今上陛下
学舎(まなびや)に ひびかふ子らの
弾む声 さやけくあれと
ひたすら望む
上皇陛下
波立たぬ 世を願ひつつ
新しき 年の始めを
迎へ祝はむ
本居宣長
人の行ふべきかぎりをば
行ふが人の道
今上陛下
御社の 静けき中に
聞え来る 歌声ゆかし
新嘗の祭
『易経』
積善(せきぜん)の家には必ず余慶(よけい)あり
積不善(せきふぜん)の家には必ず余殃(よおう)あり
西郷隆盛
徳に勤むる者は
これを求めずして
財おのずから生ず
皇嗣殿下
夏の日に 咲き広ごれる
稲の花 実りの秋へと
明るみてくる
豊田佐吉
人間のやったことは
人間がまだやれることの
百分の一にすぎない
明治天皇
いそのかみ 古きためしを
たづねつつ 新しき世の
こともさだめむ
千 利休
習ひつつ 見てこそ習へ
習はずに 善悪(よしあし)いふは
愚なりけれ
木戸孝允
人の巧(こう)を取って我が拙(せつ)を捨て
人の長を取って我が短(たん)を補う
佐藤一斎
春風(しゅんぷう)を以って人に接し
秋霜(しゅうそう)を以って自ら粛(つつし)む
渋沢栄一
世の中のことはすべて
心の持ちよう一つで
どうにでもなる
上皇后陛下
ともどもに 平(たひ)らけき代を
築かむと 諸人(もろひと)のことば
国うちに充(み)つ
平澤 興
生かされて 生きるや今日の
このいのち 天地(あめつち)の恩
かぎりなき恩
夏目漱石
やろうと思わなければ
横に寝た箸を
竪(たて)にする事も出来ん
寬仁親王妃(ともひとしんのうひ) 信子殿下
実りある 日のくるために
ながさるる 汗は力と
なるを信ずる
石川理紀之助
磨(みが)くその 力によりて
瓦(かわら)とも 玉(たま)ともなるは
心なりけり
貞明皇后
四方(よも)のくに むつみはかりて
すくはなむ さちなき人の
さちをえつべく
徳川光圀
苦は楽の種
楽は苦の種と知べし
『倭姫命世紀』(やまとひめのみことせいき)
神は垂(た)るるに祈祷を以て先と為し
冥(めい)は加ふるに正直を以て本と為す
昭和天皇
風さゆる み冬は過ぎて
まちにまちし 八重桜咲く
春となりけり
『論語』
徳は孤ならず
必ず隣あり
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