東京都神社庁は、東京都内にある1,398の神社を取りまとめている団体です
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令和六年「生命の言葉」
新着情報
令和6年9月1日
ご社宝めぐりに「神楽殿舞台の鏡板」(ときわ台天祖神社)を掲載しました。
令和6年9月1日
生命の言葉「令和六年九月」を掲載しました。
令和6年8月1日
ご社宝めぐりに「治水記念碑」(北谷稲荷神社)を掲載しました。
令和6年8月1日
生命の言葉「令和六年八月」を掲載しました。
令和6年7月1日
ご社宝めぐりに「絵馬・扁額」(西台天祖神社)を掲載しました。
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生命の言葉
神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
令和六年九月
新渡戸稲造
信実と誠実をなくしては
礼儀は茶番であり
芝居である
新渡戸稲造
(にとべ いなぞう)
明治・大正期の農学者・教育者。文久二年(一八六二)、盛岡生まれ。札幌農学校卒業後、東京大学を経てアメリカ・ドイツと留学し、札幌農学校教授、第一高等学校校長、東京帝国大学教授、東京女子大学学長を歴任。また「太平洋の橋たらん」の信念のもと、国際連盟事務次長として国際理解と世界平和のために活躍した。
◎
神道知識の誘(いざな)ひ
玉串(たまぐし)
玉串は、神前で拝礼するときに捧げられる榊(さかき)の枝です。榊は常盤木(ときわぎ)と言われ、一年中葉が枯れず緑色をしている木です。緑は豊かなる生命力の象徴であり、「賢木」「栄木」とも称される榊は古くから神霊の依代(よりしろ)として神事に用いられてきました。
「たまぐし」と呼ぶ由来については諸説あり、本居宣長は「手向(たむ)ける串」の意とし、賀茂真淵や平田篤胤などは玉などを装飾に着けたことからとし六人部是香(むとべよしか)は「霊(たま)串」の可能性を述べています。玉串には一般に麻苧(あさお)や紙垂(しで)などの装飾が施されますが、これは「青和幣(あおにぎて)(麻)」と「白和幣(しろにぎて)(楮(こうぞ))」という『古事記』に記述がある布に由来し、貴重な布である和幣を神々に献上する儀礼を継承しています。
一般に玉串を捧げる作法は、葉の部分を両手で持ち根本を神前に向けて捧げます。これは神様の側から玉串が正しい向きで見えるよう、敬いと真心をこめた作法です。殿中に進み入り神前で古儀に則り玉串拝礼をする「正式参拝」において、参拝者には通常よりも清浄さが求められます。身嗜(みだしな)みや服装を整え、敬神の心を以て玉串をお捧げください。
今月の祭日
【秋季皇霊祭/しゅうきこうれいさい(秋分の日)】
宮中三殿のうち皇霊殿において、歴代天皇・皇族の御霊へのお祭りが行われます。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。
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ご社宝めぐり
東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
板橋区
ときわ台天祖神社
神楽殿舞台の鏡板
昭和28年に落成した神楽殿の鏡板は、その4年後の昭和32年に地元在住の日本画家・西澤笛畝(にしざわてきほ)(1889-1965)によって境内側面に「老松」が、神楽殿内側面に「太陽」がそれぞれ制作され、氏神様への報謝として奉納されたものである。この作品は、縦2.6m、横5.5mの大作で笛畝の作品の中では最も大きなものとされ、「比奈舎(ひなしゃ)」と雅号の落款がある。
この鏡板は、天井に通した左右二本のレールにより前後に可動、境内側と神楽殿内の両方から舞台を楽しめる仕掛けとなっている。鏡板はその大きさから二人がかりで動かす必要があり、境内から舞台を鑑賞する時には鏡板を神楽殿内側に、神楽殿内の大広間から舞台を鑑賞する時には境内側に鏡板を移動する。
ときわ台天祖神社について
天照皇大御神を主祭神とし相殿神として豊受姫神と大山咋神をお祀りする。ご創建にまつわる二つの伝承が残されており、一つは鎌倉時代後深草天皇の康元年間の創建(1256〜1257)という伝承で、もう一つは上板橋村字原に天照皇大御神のお姿が現われたという影向跡があり、時代ははっきり伝わっていないが、そこに伊勢神社を勧請したというものである。創建当初は神明宮と称していたが後に神明社と改称。明治5年には村社に列格。その後東京府によって現在の名称である天祖神社と改称された。
【鎮座地】東京都板橋区南常盤台2-4-3
(令和5年9月寄稿)
ときわ台天祖神社のページへ
渋谷区
北谷稲荷神社
治水記念碑
神社表参道の階段を上がった右手にある「治水記念碑」は、大正9年9月30日に起きた台風による風水被害を伝えるものである。 旧岸和田藩岡部家下屋敷にあった「岡部が池」(現・国立代々木競技場駐車場付近、明治以降は陸軍練兵場の溜池と…
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板橋区
西台天祖神社
絵馬・扁額
西台天祖神社では、板橋区の文化財として登録されている絵馬25点と扁額15点を所蔵する。絵馬の多くは「拝み図」で、崇敬者が祈願成就を祈念して奉納したものと考えられる。 「拝み図」以外にも、歌舞伎演目などの一場面を描いた「物語図…
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世田谷区
世田谷八幡宮
土俵
同社の土俵は正面の鳥居をくぐり右手の弁天池から一段上に上がった高台にある。 由緒によれば、平安時代の寛治5年(1091年)、源義家が奥州からの帰途、この世田谷の地にて豪雨に遭い、先に進めず天気快復を待つため10日余り滞在を余…
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