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令和八年「生命の言葉」
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生命の言葉
神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
大岡忠相
松が枝(え)の 直(す)ぐなる心 保ちたし
柳の糸の なべて世の中
柳の枝のように世の中はゆらゆら移り変わるが、松の枝のように真っ直ぐな心を持ち続けたい。
名奉行として名高い大岡忠相は江戸幕府の行政官として激職であった。
妥協を重ねなければならない役職ではあるが、譲れない部分は譲れないという覚悟がこの言葉からも読める。
大岡忠相 (おおおか ただすけ)
一六七七年旗本の家に生まれる。二四歳で家督を継承すると順調に出世を続け、三六歳で伊勢山田奉行に就任。その後普請(ふしん)奉行となり、八代将軍吉宗の時に四一歳という異例の若さで江戸町奉行に登用される。吉宗が着手した「享保(きょうほう)の改革」の中心人物の一人として、さまざまな政策に取り組み、江戸の機能を強化した。六〇歳で寺社奉行に就任。七二歳で大名となる。吉宗が没した半年後、七六歳で亡くなる。
今月の祭日
【秋季皇霊祭/しゅうきこうれいさい(秋分の日)】
宮中三殿のうち皇霊殿において、歴代天皇・皇族の御霊へのお祭りが行われます。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。
ご社宝めぐり
東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
町田市
杉山神社
艦砲模擬弾
艦砲模擬弾
 大正時代、横浜市から杉山神社の氏子地域である南村金森(現・金森一丁目)に転居した青柳長重氏が、自身が保管していた日露戦争時代の軍艦に搭載されていた艦砲模擬弾を同社に奉納した。
 日露戦争での日本海海戦の大勝は国民的な誇りと讃えられ、各地で戦勝記念碑や記念品が作られた。艦砲模擬弾もそうした記念品の一つとして多数作られ、官公庁・軍関係者・功労者などに配布された。このような戦勝記念の砲弾は戦前までは、各記念に際し様々な場所で展示があったようだが、戦中・戦後に回収・処分されたものが多い。杉山神社では、奉納当時は日露戦争戦勝記念として展示、現在も境内に保存されている。国難を克服した記念として、またその後の受難の中にあっても残された貴重な品である。
杉山神社について
杉山神社
 御祭神は日本武尊。天保3年(1683)に旗本・高木伊勢守の一族が下屋敷内に奉斎し武運長久を祈願したのが始まりと伝わる。慶応2年と大正6年に社殿を再建。現在の拝殿は昭和11年に新築された。また、同町内には杉山神社がもう一社あり、高木伊勢守の屋敷の鬼門の方角に守護神として祀られた。昔から御神体を隔年奉遷して祭典を行っており現在も継承されている。
【鎮座地】東京都町田市金森7-1-1
(令和7年9月寄稿)
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