江戸川区
浅間神社
後花園天皇の御製集

今からおよそ550年前の室町時代に、後花園天皇(第102代)がお書きになったと伝えられる巻き物。江戸川区教育委員会・郷土資料室の文化財調査で発見された。
巻き物は厚地の和紙で幅約30センチ、長さ約2メートル。桜の花びらを散らした地紋が薄く入っており、紙質は極めて高級なものという。毛筆書きの達筆で綴られており、内容は一部判読できないところもあるが、連歌集らしい。
浅間神社で代々秘蔵されてきたもので、「後花園院宸翰」と書いた題字があり表装してあるが、巻き物の和紙も表装もかなり変色、時代の古さを物語っている。
巻き物は厚地の和紙で幅約30センチ、長さ約2メートル。桜の花びらを散らした地紋が薄く入っており、紙質は極めて高級なものという。毛筆書きの達筆で綴られており、内容は一部判読できないところもあるが、連歌集らしい。
浅間神社で代々秘蔵されてきたもので、「後花園院宸翰」と書いた題字があり表装してあるが、巻き物の和紙も表装もかなり変色、時代の古さを物語っている。
浅間神社について

浅間神社は平安時代の天慶元年(938)5月創建。区内で最も古く由緒ある神社として知られる。御祭神は木花開耶姫命。天慶3年、平将門の乱の際、鎮圧に向かう途中の平貞盛が同神社に金幣と弓矢を奉納して、将門降伏を祈願したという言い伝えが残る。
【鎮座地】東京都江戸川区上篠崎1-22-31
(令和6年6月寄稿)
浅間神社のページへ