ご社宝めぐり
東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
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目黒区中目黒八幡神社末社三峰神社へ向かう参道の途中にある手水鉢には「文政十丁亥歳九月十八日」と奉献日が刻まれている。文政十年は江戸時代の1827年。幾度かの火災で古い資料が焼失しているため、神社の創建や由来などに不明な点が多いが、この手水鉢や『新編…
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日の出町幸神(さちかみ)神社幸神神社参道入り口鳥居横のシダレアカシデは、八百余年の樹齢とも伝承される古木である。昭和17年7月、国の天然記念物に指定された。 シダレアカシデは、カバノキ科クマシデ属のアカシデの希少な変種。枝が枝垂れるアカシデなので、その…
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品川区荏原神社下に在る天水桶に雨水が落ちるようになっており、拝殿の左右から勇壮な龍が睨みをきかせ、下から見上げる人に迫ってくるような迫力がある。 最初にいつ作られたかは不明だが、御祭神にちなんだもので、分かる範囲では三代目の龍。平成21年…
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杉並区氷川神社気象神社は、昭和19年(1944)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区)の構内に造営された。御祭神は、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。軍にとって気象条件は戦略を講じるのに大事な要素であり、科学的根拠に基づいた予報が…
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新宿区皆中稲荷(かいちゅういなり)神社明治天皇御製まがねしく道のひらけてつつじ見に右の御製を謹刻した碑で、明治神宮・甘露寺受長宮司の書。鳥居近…
ゆく人おほし大久保の里 -
中野区氷川神社表参道の石段を上った右手、手水舎の脇にあり、いずれも幕末の安政6年(1859)に建てられたもの。 写真左側の敷石供養塔は慈眼寺の僧・覚順が八十三歳の時に補修をしたと刻まれている。覚順は氷川神社の別当職を兼ねており、村人から生…
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中央区鐵砲洲稲荷神社力石は、かつて若者たちが力試しや力比べで持ち上げていたもので、神社境内など人が集まるところに置かれていた。 社殿向かって右側の力石2個は、長らく境内の木の下に埋められていたもので、昭和20年頃発見され、神社にて保存することと…
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小金井市小金井神社同社本殿は、宝暦年間(1751~1764)の造営と伝えられ、本殿内のご神像は、宝暦元年の彫刻とされる。小金井市内現存最古の神社建築と推定されている。 一間社入母屋造の社殿で向拝軒に唐破風が付いており、屋根はこけら葺きである。…
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中央区濱町神社 境内社濱町神社本殿の前方に西面して鎮座する境内社。陶器・陶芸の神として埴安大神、加藤四郎左衛門景正命、加藤民吉命の三柱が祀られている。 御祭神の加藤四郎左衛門景正命は鎌倉時代の陶工で瀬戸焼の祖とされ「陶祖」、加藤民吉命は江戸時代の…
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大田区羽田神社明治元年、羽田の富士講・木花(このはな)講により、富士山を模して築かれ、羽田富士として信仰されている。現在、羽田青年連合会が清掃等の維持管理を担当している。 登山道が設けられており、山頂には浅間神社が祀られ、山中には富士講の…
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新宿区鎧神社日本画家の八木岡春山(1879~1941)の鍾馗画に、東郷平八郎海軍元帥(1848~1934)が書を寄せた掛軸。総代より同社に奉納された。 鍾馗は、大陸由来の神。魔を祓い、病を治す神として信仰を集め、鍾馗画は、日本でも疫病除…
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江東区亀戸天神社塩原太助(1743〜1816)は、本所相生町(現在の両国付近)で薪炭商を営み、裸一貫から辛苦を重ね一代で富を築いた。その豊富な私財を道路の改修や土木工事など庶民の為に投じたことから義人として語り継がれ、「本所に過ぎたるものが二つ…
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杉並区八幡神社八幡神社本殿内に奉安されている安山岩の石造狛犬一対。高さ26センチメートル、幅26.5センチメートルの非常に小型の狛犬で片手でも持つことができる。年に一度、大祭日に一般公開される。 背から尾にかけて、「延宝七未年九月日八幡宮…
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千代田区神田神社昭和50年に昭和天皇御即位五十年の記念事業として新たな意匠で再建された。総檜・入母屋造の二層建て。屋根は銅板瓦棒葺。 各所に配した文様は伝統的なテーマをもとにしつつ、オリジナルデザインを使用している。 外回りには四神(朱…
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足立区舎人(とねり)氷川神社慶応2年(1866)に同社に奉納された絵馬。描かれた絵は、源義家(八幡太郎)と雁と松。後三年の役(永保3年〜寛治元年、1083〜7)にて、源義家が雁の列の乱れから伏兵に気づいた逸話を画題とする。作者の平柳文暉(ひらやなぎぶんき)…
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荒川区石濱神社石濱神社本殿隣の摂社・麁香神社は、手置帆負命(たおきほおいのみこと)・彦狭知命(ひこさしりのみこと)の二柱を奉祀し、安永8年(1779)の8月8日に鎮座。家屋敷の土台の守…北区七社(ななしゃ)神社「日本近代資本主義の父」と称えられる渋沢栄一翁は、明治12年、七社神社の氏子区域である西ヶ原村に別荘・飛鳥山邸を構え、明治34年にはその飛鳥山邸を本邸とし、同社の氏子とな…墨田区秋葉神社秋葉神社境内には、江戸時代の老中、寺社奉行、勘定奉行などの幕府要職を務めた大名・旗本らが寄進した石燈籠七基が現存し、そのうち六基が区登録有形文化財(歴史資料)になっている。 社殿造営にも携わった上州沼田城主・本多正永(ほんだ…新宿区稲足神社江戸中期の創建。当初は、上州館林藩・秋元家の守護神として浅草に鎮座し、明治4年に秋元家下屋敷であった現在地に遷座した。昭和20年4月、空襲にて焼失。昭和30年、宮原柳僊画伯の筆により現在の板碑が復元され、昭和61年に堂宇が再建さ…大田区御嶽神社本殿西隣の末社・一山神社は、御嶽神社中興の祖と称えられる一山行者(いっさんぎょうじゃ)(一山霊神(れいじん))などの御嶽信仰の行者・先達を霊神として奉祀し、殿内には、一山行者像(木像)を安置している。明治32年の建立で、国登録有…町田市町田天満宮額の表面には「町田天満威徳天神」、裏面には「嘉永六年九月十三日/神祇伯資訓王謹書」とある。「天満威徳天神」は御祭神菅原道真公の神名の一つである。 揮毫者の神祇伯資訓王(すけのりおう)は、後に子爵となる白川資訓(1841〜19…杉並区天沼八幡神社同社鳥居脇に建立されている石碑。中央に「國體明徴」、向かって左脇に「頭山満」と刻まれている。 この碑は昭和14年建立であるが、元になった「國體明徴」の扁額は、昭和初期、頭山が天沼のさる貴人宅を訪問した折、同社を参拝し揮毫した…本胸像は、香取茂世初代庁長の喜寿をお祝いし、その功績を称えて有志の協賛を得て建立されたものである。昭和35年10月7日に除幕式がおこなわれ、昨年建立から60年の還暦を迎えた。彫刻家・堀進二氏の作。 江東区・香取神社の宮司であ…台東区藏前神社【東石清水宮】昭和15年(1940)、神武天皇御即位を起点とする皇紀二六〇〇年の紀元節(現・建国記念の日)である2月11日に、徳富蘇峰が奉祝の意を込め揮毫したものという。戦災を被った同社の再建の折、氏子より寄贈された。 同社拝殿の向かって…