ご社宝めぐり

東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
  • 青梅市
    春日神社【かすがさま】
    本殿
     都指定有形文化財の本殿は、慶安元年(1648)に、多摩郡下師岡村名主吉野太郎右衛門と同郡吹上村名主塩野喜右衛門の発願により、大工の吉沢籐兵衛が建立したものです。形式及び構造は、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)、瓦棒銅板葺(…
  • 世田谷区
    松陰神社
    燈籠
     松陰神社の境内には高さ九尺が2基、高さ八尺が30基、合計32基の御影石の燈籠が整然と立ち並んでいます。  松陰先生が安政6年に亡くなられてから50年後の明治41年に松陰先生五十年祭が催行されました。これらの石燈籠は、その際に当…
  • 港区
    八幡神社【西久保八幡様】
    西久保八幡貝塚と出土品
     本貝塚は武蔵野台地東南の端の方愛宕山付近で溜池谷にそそぎ込む我善坊谷とその支流に挟まれた台地の北側斜面に形成されており、その存在は戦前から知られていましたが、昭和58年に社殿の西側ではじめて発掘調査が行われました。標高は現在の2…
  • 昭島市
    熊野神社
    中神の獅子舞
     昭島市中神熊野神社の祭礼獅子舞は、昔、この地を領していた小田原・北条氏の支藩、北条氏照の時代に奨励されて始まったと言われ、約400年以上の歴史を持つ。  古くは、神社の祭礼に際して、神輿渡御に代わって、怨霊退散、五穀豊穰を祈願…
  • 神津島村
    物忌奈命神社
    神事「かつお釣り」
     この神事は、江戸後期11代将軍家斉公の時代に始まった、例祭(8月2日)に伴う神振行事で、国指定重要無形民俗文化財である。カツオ節が当地の特産物であった江戸後期、板子一枚下は地獄の荒海において手漕ぎ四丁櫓などでカツオを漁獲し、無事…
  • 墨田区
    稲荷神社【飛木稲荷】
    大公孫樹
     ご神木の大公孫樹(おおいちょう)について、昭和7年発行の『南葛飾郡神社要覧』に、樹齢数百年を算する霊木にして、神社の往古を證するに足り郡内唯一の大木なり。飛木稲荷の名は実に此神木より発し、亭々郡木を抜きて天空を摩する偉観を賞美せ…
  • 練馬区
    氷川神社【石神井の氷川さま】
    石燈籠一対
     かつては本殿の前面両側に置かれてた燈籠で、元禄十二年の年期が彫られています。当神社を創建した豊嶋泰盈(としまやすみつ)、豊嶋泰音(としまやすたか)により奉納されたものです。「高砂」図の彫刻がある風雅な燈籠ですが、一基は火袋が欠損…
  • 町田市
    八幡社【箭幹八幡宮】
    随身門
     当神社の随身門は、神社外郭の門で、武官姿の随身像を左右に安置しております。  桁行三間、梁行二間の入母屋造り銅板葺き、軒部分に唐破風をつけた門で、中央の間を参拝者の通路としております。  建築の年代は細部の造りから推察して江…
  • 港区
    稲荷神社【亀塚稲荷神社】
    弥陀種子板碑
     全国でも中世の関東地方に著しい信仰の特徴といわれる板状の秩父青石、すなわち緑泥片岩に刻まれた供養塔である。  弥陀を表す記号(種子)を上部に刻み、頂部を山状に切りだした秩父型の三基には、それぞれ「文永三年(1266)十二月」「…
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