昭島市
熊野神社
都無形民俗文化財
中神の獅子舞
昭島市中神熊野神社の祭礼獅子舞は、昔、この地を領していた小田原・北条氏の支藩、北条氏照の時代に奨励されて始まったと言われ、約400年以上の歴史を持つ。
古くは、神社の祭礼に際して、神輿渡御に代わって、怨霊退散、五穀豊穰を祈願して、三匹の獅子(大頭、中頭、雌獅子)が村内を巡行していた。現在は、毎年4月の第3土曜日・日曜日に「春祈祷の儀」として盛大に行なわれている。
この獅子舞は、古来の形式を忠実に伝承していることから、昭和62年に東京都無形民俗文化財の指定を受けた。
古くは、神社の祭礼に際して、神輿渡御に代わって、怨霊退散、五穀豊穰を祈願して、三匹の獅子(大頭、中頭、雌獅子)が村内を巡行していた。現在は、毎年4月の第3土曜日・日曜日に「春祈祷の儀」として盛大に行なわれている。
この獅子舞は、古来の形式を忠実に伝承していることから、昭和62年に東京都無形民俗文化財の指定を受けた。
熊野神社について
口伝によると、中神熊野神社の創建は、延文5年(1360)頃、紀州・熊野大社から分霊を勧請奉斎されたもので、約650年の歴史を持っている。祭神は、伊弉冉尊、速玉之男命、事解男命の三柱。現在の社殿は、嘉永5年(1852)中神村の豪商・中野久次郎が再建奉納したものである。境内には、昭島市の天然記念物に指定された樹齢400年と言われる銀杏がある。
【鎮座地】東京都昭島市中神町1-12-7
(平成22年7月寄稿)