生命の言葉

神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
斎藤茂太
人生に失敗がないと
人生を失敗する
聖徳太子
和を以て貴(たふと)しとなし
上皇后陛下
神まつる 昔の手ぶり
守らむと 旬祭(しゅんさい)に発(た)たす
君をかしこむ
文室真人智努
天地(あめつち)と 久しきまでに
万代(よろずよ)に 仕(つか)へ奉(まつ)らむ
黒酒白酒(くろきしろき)を
上皇陛下
父君の にひなめまつり
しのびつつ 我がおほにへの
まつり行なふ
本居宣長
高御座(たかみくら) 天(あま)つ日嗣(ひつぎ)と
日の御子の 受け伝へます
道は斯の道
上皇陛下
夕やみの せまる田に入り
稔りたる 稲の根本に
鎌をあてがふ
昭憲皇太后
日にみたび 身をかへりみし
古(いにしへ)の 人のこころに
ならひてしがな
明治天皇
白雲の よそに求むな
世の人の まことの道ぞ
しきしまの道
昭和天皇
さしのぼる 朝日の光
へだてなく 世を照らさむぞ
我がねがひなる
天照大御神(あまてらすおほみかみ)
天壌無窮(てんじょうむきゅう)
今上陛下
いにしへの 人も守り来し 日の本の
森の栄を 共に願はむ
皇后陛下
いつの日か 森とはなりて 陵(みささぎ)を
守らむ木木か この武蔵野に
秋篠宮 文仁親王殿下
年久(としひさ)しく 風月(ふげつ)の移ろひ
見続けし 一本の巨樹に
思ひ巡らす
皇太子 徳仁親王殿下
いとけなき 吾子の笑まひに
いやされつ 子らの安けき
世をねがふなり
黒田清子 神宮祭主
しづかなる みまつりの朝に
母と立つ 凍(い)てる大地に
初日さしたり
今上(きんじょう)陛下
吹きすさぶ 海風に耐へし
黒松を 永年(ながとし)かけて
人ら育てぬ
賈誼
愛出(い)ずる者は愛返り
福住(ゆ)くものは福来(きた)る
松平定信
楽しきと思うが
楽しき本(もと)なり
良寛
いかにして まことの道に
かなひなむ 千(ち)とせのうちの
一日なりとも
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
みがかずば 玉の光は
いでざらむ 人のこころも
かくこそあるらし
陸機
渇(かつ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず
熱しても悪木(あくぼく)の陰(かげ)に息(いこ)わず
本居宣長
尋常(よのつね)ならずすぐれたる
徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を
迦微(かみ)とは云(いふ)なり
脇坂義堂
足ることを 知る心こそ
宝船 世をやすやすと
渡るなりけり
昭和天皇
我が庭の 宮居(みやゐ)に祭(まつ)る
神々に 世の平(たひ)らぎを
いのる朝々
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