生命の言葉

神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
良寛
いかにして まことの道に
かなひなむ 千(ち)とせのうちの
一日なりとも
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
みがかずば 玉の光は
いでざらむ 人のこころも
かくこそあるらし
陸機
渇(かつ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず
熱しても悪木(あくぼく)の陰(かげ)に息(いこ)わず
本居宣長
尋常(よのつね)ならずすぐれたる
徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を
迦微(かみ)とは云(いふ)なり
脇坂義堂
足ることを 知る心こそ
宝船 世をやすやすと
渡るなりけり
昭和天皇
我が庭の 宮居(みやゐ)に祭(まつ)る
神々に 世の平(たひ)らぎを
いのる朝々
伴部安崇
神感(しんかん)は清水へ月の宿るが如く
誠ある人の心には
神明感応(しんめいかんのう)ましますなり
北原白秋
日はのぼる、 旗雲(はたぐも)の豊(とよ)の茜(あかね)に、
いざ御船(みふね)行(い)でませや、
うまし美々津(みみつ)を。
明治天皇
とこしへに 国まもります
天地(あめつち)の 神のまつりを
おろそかにすな
井上正鐡
天地(あめつち)の御恩(ごおん) 日夜に忘れぬは
神道のはじめと奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)
世阿弥
命には終りあり
能には果てあるべからず
二宮尊徳
丹精は 誰しらずとも おのづから
秋のみのりの まさる数々
荒木田守武
虎にのり かたはれ舟に のれるとも
人の口はに のるな世中(よのなか)
今上陛下
戦(いくさ)なき 世を歩みきて 思ひ出づ
かの難(かた)き日を 生きし人々
やなせたかし
ごくありふれた日常のなかに、
さりげなく、ひっそりと、
幸福はかくれています。
度会延佳
神道は日用の間(ま)にあり
孫子
進んで名を求めず
退いて罪を避けず
(故)進不求名、退不避罪
倭姫命
慎(つつし)みてな怠(おこた)りそ
橘 曙覧
うそ云ふな ものほしがるな からだだわるな
島津日新齊
道にただ 身をば捨てんと 思ひとれ
必ず天の 助けあるべし
明治天皇
おほぞらに そびえて見ゆる たかねにも
登ればのぼる 道はありけり
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