生命の言葉

井上正鐡
天地(あめつち)の御恩(ごおん) 日夜に忘れぬは
神道のはじめと奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)
井上正鐡著「唯一問答書」の一節。
私共を生かしてくださっている天地のお働きを忘れず、そのお恵みのお陰で生きていることを感謝することこそ神道のはじめの大切な一歩です。
井上正鐡 (いのうえ まさかね)
寛政二年(一七九○)〜嘉永二年(一八四九)。
幕末の神道家、禊教教祖。山形藩主の秋元侯家臣、安藤真鐡の次男として生まれ、諸国を遍歴して修行。神祇伯白川家に入門して現在の梅田神明宮の神主に就任。民衆を救済・教化するも、幕府の嫌疑を受けて三宅島に遠島され、現地で逝去。
今月の祝日
【天皇陛下御誕生日(二十三日)】
昭和八年にお生まれになられた天皇陛下のお誕生日。国民こぞってお祝い致しましょう。