町田市
杉山神社
艦砲模擬弾
大正時代、横浜市から杉山神社の氏子地域である南村金森(現・金森一丁目)に転居した青柳長重氏が、自身が保管していた日露戦争時代の軍艦に搭載されていた艦砲模擬弾を同社に奉納した。
日露戦争での日本海海戦の大勝は国民的な誇りと讃えられ、各地で戦勝記念碑や記念品が作られた。艦砲模擬弾もそうした記念品の一つとして多数作られ、官公庁・軍関係者・功労者などに配布された。このような戦勝記念の砲弾は戦前までは、各記念に際し様々な場所で展示があったようだが、戦中・戦後に回収・処分されたものが多い。杉山神社では、奉納当時は日露戦争戦勝記念として展示、現在も境内に保存されている。国難を克服した記念として、またその後の受難の中にあっても残された貴重な品である。
日露戦争での日本海海戦の大勝は国民的な誇りと讃えられ、各地で戦勝記念碑や記念品が作られた。艦砲模擬弾もそうした記念品の一つとして多数作られ、官公庁・軍関係者・功労者などに配布された。このような戦勝記念の砲弾は戦前までは、各記念に際し様々な場所で展示があったようだが、戦中・戦後に回収・処分されたものが多い。杉山神社では、奉納当時は日露戦争戦勝記念として展示、現在も境内に保存されている。国難を克服した記念として、またその後の受難の中にあっても残された貴重な品である。
杉山神社について

御祭神は日本武尊。天保3年(1683)に旗本・高木伊勢守の一族が下屋敷内に奉斎し武運長久を祈願したのが始まりと伝わる。慶応2年と大正6年に社殿を再建。現在の拝殿は昭和11年に新築された。また、同町内には杉山神社がもう一社あり、高木伊勢守の屋敷の鬼門の方角に守護神として祀られた。昔から御神体を隔年奉遷して祭典を行っており現在も継承されている。
【鎮座地】東京都町田市金森7-1-1
(令和7年9月寄稿)