八王子市
諏訪神社
市指定有形文化財
社殿
諏訪神社は、明治9年に諏訪・子之(ねの)権現・八幡の三社が合祀されたものである。これら三社の本殿からは、江戸時代中ごろから明治時代にかけての江戸の建築様式が、八王子周辺に伝わった様子をうかがうことができる。
これらの本殿の建立には、横浜と輸出用生糸の交易を行った「鑓水(やりみず)商人」がかかわり、諏訪・子之権現・八幡の各本殿の彫刻は、鑓水地域における幕末から明治にかけての経済的高まりを表している。特に八幡神社の彫刻の見事さは当時の評判になったという。(市教育委員会掲示参照)
これらの本殿の建立には、横浜と輸出用生糸の交易を行った「鑓水(やりみず)商人」がかかわり、諏訪・子之権現・八幡の各本殿の彫刻は、鑓水地域における幕末から明治にかけての経済的高まりを表している。特に八幡神社の彫刻の見事さは当時の評判になったという。(市教育委員会掲示参照)
諏訪神社について
創立年は不詳。神仏分離令により、村の中心地にあった子之神社境内に諏訪神社、八幡神社が集められ、棟札等が保存されていた諏訪神社が村社に指定された。祭礼日は元から鎮座していた子之神社の祭礼日であった4月19日を踏襲している。
【鎮座地】東京都八王子市鑓水1070
(平成28年9月寄稿)
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