生命の言葉

北原白秋
日はのぼる、 旗雲(はたぐも)の豊(とよ)の茜(あかね)に、
いざ御船(みふね)行(い)でませや、
うまし美々津(みみつ)を。
「茜色に染まった豊旗雲のたなびく日の出の空の下、東征の船よさあ出立ちませ、この美しい美々津の港を」

皇紀二、六〇〇年奉祝事業のために、日本建国の神話をテーマに、詩人北原白秋が作詞し、信時(のぶとき) 潔(きよし)が作曲して出来上がった交声曲「海道東征(かいどうとうせい)」の一節。
北原白秋 (きたはら はくしゅう)
明治期~昭和期の日本の詩人、童謡作家、歌人。
生涯数多くの詩歌を残し、「この道」「ゆりかごのうた」等、今なお歌い継がれる童謡を多数発表し、近代日本を代表する詩人。
神道知識の誘(いざな)ひ
祈年祭(きねんさい)
古くは「としごいのまつり」ともいい、「年」とは稲を意味し、稲穂を蒔く季節の初めにあたって、その豊穣を祈願するお祭りです。いいかえれば人間の生命の糧を恵んでくださるようにとお祈りするお祭りといえるでしょう。
祈年祭では、稲だけでなく五穀の豊穣と国の繁栄、そして皇室の安泰や国民の幸福なども祈願されます。この日、宮中の賢所においても祭典が行われ、天皇陛下が御親拝なされます。
今月の祝日
【建国記念の日(十一日)】
本年は、皇紀二六七八年。建国をしのび、国の誕生を祝い、国を愛する心を養いましょう。