生命の言葉

昭憲皇太后
日にみたび 身をかへりみし
古(いにしへ)の 人のこころに
ならひてしがな
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)
明治天皇の皇后
【ご誕生】
嘉永二年四月十七日
【お印】
若葉(わかば)
【ご陵所】 
伏見桃山東陵
一世一代の仮殿「大嘗宮(だいじょうきゅう)」
大嘗祭(だいじょうさい)の中心的な儀式を行うために新設される古様な宮殿を「大嘗宮」といいます。
大嘗宮は、一世一代の仮殿として非常に短期間で造殿されること、また大嘗祭後には取り壊されることが定められており、神宮ご遷宮のように二十年の月日に耐えうる堅固で美しい白木の造りではなく、杉皮を剥がぬまま用いる黒木造りの簡素な構造です。東西二十一丈四尺(約六十五m)、南北十五丈(約四十六m)を測って宮地とし、まわりを柴垣で囲み、中心から半分に分けて東を悠紀院(ゆきいん)、西を主基院(すきいん)とし、それぞれに悠紀殿・主基殿を設け、大小三十七ある建物は全て回廊で結ばれます。
大嘗祭当日の夕刻、天皇陛下は廻立殿(かいりゅうでん)にて潔斎(けっさい)をされ、純白の生絹の御祭服にお着替えの後、廻立殿より悠紀殿にお出ましになられ「悠紀殿供饌(きょうせん)の儀」が執り行われます。続いて翌深夜より未明にかけて天皇陛下は廻立殿より主基殿にお出ましになられ「主基殿供饌の儀」が執り行われます。
今月の祭日
【八月十五日】
都内戦災・震災殉難者慰霊祭(於: 東京都慰霊堂)
御霊に慰霊の誠を捧げ、御霊の平安をお祈り申し上げます。